学びの花が咲きました

2021年11月に、市民会館庭園にある黒竹(クロチク)の花が咲きました。
黒竹の花は60年から120周年の周期で開花すると言われており、大変珍しいことなので、このブログでも紹介したところ大きな反響がありました。

珍事!竹の花が咲きました(2021年11月19日公開、庭からブログ当該記事)

花が咲いている期間中だけでなく、枯れてしまった後も、多くのお問い合わせをいただき、枯れた姿でもよいからとたくさんの方々がご見学に訪れました。

 

その中の一人に当時野田市立中央小学校一年生であった栁澤凪瑠(やなぎさわなる)君がいました。すでに花は枯れた後でしたが、職員から当時の様子について現地で説明を行いました。まず小学一年生の子が竹の花を調べに来られたことに驚き、さらにその熱心さと知識の豊富さに大変驚きました。

今年、この凪瑠君が黒竹の研究で、公益財団法人才能開発教育研究財団が主催する令和4年度(第59回)全国児童才能開発コンテスト科学部門低学年の部で、めでたく文部科学大臣賞を受賞(受賞作品名「たけのこ。」)されたことを知りました。当館に調べに来た時の凪瑠君の熱心さを思い浮かべると納得がいきます。

同財団のホームページには、凪瑠君の作品、審査員のコメント、受賞者の言葉が掲示されています。

凪瑠君のレポートからは、研究の動機が、ひいおばあちゃんのためであったことや、これからの思いなどがうかがえます。今後も凪瑠君の研究が進むことを期待したいと思います。

凪瑠君おめでとう! これからも頑張ってください!

公益財団法人才能開発教育研究財団ホームページ(外部サイト)
受賞作品展示 科学部門令和4年度(第59回)受賞作品