市民会館庭園内にある茶室「松樹庵」の横に黒竹(クロチク)が植えられています。先日この黒竹に花が咲いていることに気が付きました。黒竹はイネ科の植物でマダケ属ハチク類です。竹は60年から120年の周期で開花するといわれています。この庭園ができて100年近くになりますが、この黒竹もそのころ植えられたのではないでしょうか。
竹は花が咲くと枯れると言われています。地下茎が伸びて、そこから筍が出て次々と増えていきます。いわば全体につながっている一つの植物なので、枯れる時も一斉に枯れてしまうのだと思います。半年過ぎてどうか新しい芽が出るよう祈るばかりです。