鈴虫の幼虫をもらって2か月たちました。今ではリーン、リーンと競って鳴きあっています。平安時代はこの鳴き声を松籟と言って松に吹く風にたとえ松虫と呼んでいたそうです。虫の鳴き声を「声」として聞き分けるのは日本人とポリネシアン人だけだと聞いたことがありますが、確かに虫の音を日本人は愉しんでいると思います。「虫のこえ」という童謡もあるほどですから。「あれ松虫が鳴いているチンチロ チンチロ チンチロリン~」 鳴くのはオス(写真右)だけで、メス(写真左上)は産卵管の管があるので見分けがつきます。
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