おはやしの体験講座を開催しました

当館では、市民の皆さまに郷土の歴史や文化を積極的に学んでもらうきっかけ作りとするための講座を開催しています。
今回は、去る4月13日・27日(いずれも日)の2回にわたって、野田市内の民俗芸能を体験してもらう講座として、
「みんなでテンツク♪やって楽しい!はじめてのおはやし」を開催しました。

郷土博物館の周辺で行われる祭礼のおはやしを担う、野田津久舞保存会(野田三ヶ町)、バッパカ獅子舞保存会(清水)、中野台大杉ばやし(中野台)の3団体を講師に迎え、
4月13日の講座では、それぞれの地域に伝わる「津久ばやし」、「清水の大杉ばやし」、「中野台の大杉ばやし」を披露していただいた後、
講座の後半では、参加者にそれぞれのおはやしの締太鼓を体験してもらいました。

 

 

 

4月27日は、最初に、おはやしの旋律を奏でる楽器である篠笛に挑戦してもらいました。
後半では、神輿の巡行で奏される「投合い」や、ひょっとこ踊りの「もどき」の締太鼓を体験してもらいました。

講座後のアンケートでは、「ふえやたいこがたのしかった。」(小学3年)、「ふえや太このきれいなリズムをわかりやすく教えてもらえてよかったです」(小学5年)、
「今まで何も考えずに「はやし」を聞いていましたが、参加して、奥深いものだと思いました。」(会社員)などの記述があり、
楽しみながら講座に参加していただくことができたようです。

今年の夏祭りでは、おはやしの方にもぜひご注目ください。