「私の室礼コーナー」~熊手~

野田市市民会館(旧茂木佐平治邸)では、市民グループ「室礼サロン たのしい和」の皆さんが、玄関や和室の各所に、季節に合わせたしつらい(室礼)をしてくれています。

「私の室礼コーナー」は、旧茂木佐平治邸時代に「化粧室」と呼ばれた和室の華頭窓(かとうまど)を利用して、令和4年の10月から始まりました。毎月1人ずつが担当して、思い思いのしつらいをしており、それぞれの個性あふれるしつらいをお楽しみいただけます。

先月より、「私の室礼コーナー」には和布でつくった熊手が飾られています。

担当した陽子さんのコメントです。

酉の市が立ち、熊手を持って歩く人を見ると、年の瀬だなあと感じます。私は縫物が好きで、毎日小さな飾り物やバックなどを和布を使って作っています。この熊手は私の大作で、一年かけて作成しました。縁起物のほとんどは押絵ですが、立体的なものも入っています。熊手は運やお金を搔き集めるといわれます。来年はこの熊手で皆さんにたくさん『幸運』が訪れるのを願います。

「私の室礼コーナー」では、季節に合わせたしつらいを展示しています。市民会館にお越しの際は、ぜひご覧ください。

それでは、皆さま、よいお年をお迎えください!