野田市市民会館(旧茂木佐平治邸)では、市民グループ「室礼サロン たのしい和」の皆さんが、玄関や和室の各所に、季節に合わせたしつらい(室礼)をしてくれています。
「私の室礼コーナー」は、旧茂木佐平治邸時代に「化粧室」と呼ばれた和室の華頭窓(かとうまど)を利用して、昨年の10月から始まりました。毎月1人ずつが担当して、思い思いのしつらいをしており、それぞれの個性あふれるしつらいをお楽しみいただけます。
7月の「私の室礼コーナー」は、野田のお祭りをイメージしたしつらいです。
担当したchiyoさんのコメントです。
「七月といえば七夕ですが、野田では各町会で盛んに夏祭りが行われ、神輿渡御や津久舞も奉納されます。市民会館のある仲町地区は獅子神輿が出て、博物館・市民会館の駐車場は神輿の接待所となります。お神輿を先導するお囃子や、ガンガラの音を遠くに聞くだけでワクワクしてきます。私のこの室礼がお神輿を見に行ってみようと思うきっかけになってくれれば嬉しいです。」
ここに登場する「ガンガラ」とは、しょうゆが入っていた空の18リットル缶(一斗缶)で、これをお神輿の前後に括り付け、木製のバチを使い独特のリズムで叩きます。
ガンガラを叩く様子は、お祭りにお越しいただき、実際に、間近で観てもらえたらと思います。
「私の室礼コーナー」は、毎月、模様替えをしています。市民会館にお越しの際は、ぜひご覧ください。