親と子の建築ワークショップ「ベニヤ板で家をつくってみよう!」を開催しました。

現在開催中の特別展「建築家山田守と野田市郷土博物館」の関連講座として、親と子の建築ワークショップ「ベニヤ板で家をつくってみよう!」を開催しました。

講師 神戸芸術工科大学教授/建築・都市ワークショップ代表 鈴木明氏


講師の鈴木明氏が考案したこのドーム型の家(写真)は、コンクリートや釘といった材料、かなづちのような道具、設計図など、通常の住宅建築で使うようなたくさんの道具や専門的な技術は一切必要ないとのこと。サッカーボールを使って多面体の構造を理解したら、大人も子どもも、まずは紙のカードを使って小さなドームを組み立てる練習をしました。その後庭に出て、「大人チーム」と「子どもチーム」に分かれての家づくりを行いました。

カードで作り方を覚えていたことで、ベニヤ板をボルトで留めていくシンプルな構造のドームを、両チームともあっという間につくりあげ、身体を動かしての作業を楽しむと同時に、「家」や「建築」について親子で考えるよい機会となりました。