野田市市民会館(旧茂木佐平治邸)建築100周年記念事業
野田市健康スポーツ文化都市宣言記念事業
地域づくりネットワーク事業
野田市市民会館は大正13年(1924) 頃に建てられた醤油醸造家・茂木佐平治家の旧邸宅で、昭和31年(1956) に野田醤油株式会社(現・キッコーマン株式会社) の創立40周年を記念して野田市に寄贈されました。翌年から市民会館として使用されており、市民の文化活動と交流の場となっています。本年、建築から100年の節目を迎えました。
夏障子は、紙の代わりに簾をはめ込んだ障子です。日差しを遮るだけでなく高い通気性を持ち、自然の力で涼を得る和風建築の夏を象徴する建具です。旧茂木佐平治邸の夏障子は非常に細く割った竹で作られており、その精緻な作りは醤油醸造家の邸宅としての風格を感じさせます。市民会館となって以降、永らく使用されていませんでしたが、建築100周年を記念してこの度お披露目いたします。
【会場】 野田市市民会館(旧茂木佐平治邸)
【日時】 令和6年7月13日(土)、14日(日)9時~17時 入場無料
【協力】 野田市いけばな協会
公開日には和室や玄関、廊下等に季節に合わせたさわやかな夏の花を生け込みます。夏障子と合わせて近代和風建築の夏の趣を感じてみてください。
【同時期公開】※市内の別施設のイベントです。
公益財団法人髙梨本家 上花輪歴史館の夏障子
上花輪村の名主であり、醤油醸造家であった髙梨兵左衛門家の建造物、醸造道具等を公開する博物館です。この時期は住宅棟の襖・障子を御簾・夏障子へと模様替えし、日差しを遮りつつも風は通して涼やかに。また、外から中は見えませんが、室内からは庭の眺めを楽しむことが出来ます。ぜひ、住宅内覧にて夏の設えをご体感ください。
【期 間】:令和6年6月21日(金)~7月20日(土)
※夏障子を含む住宅内覧は木曜・金曜・土曜の10:15~/11:30~/13:00~
【開館時間】:10時~17時 ※受付は16時まで
【休 館 日】:月曜日、火曜日
【入 館 料】:大人500円 小中高300円
※夏障子を含む住宅内覧は入館料+大人500円 小中高300円
住宅内覧は当日受付は承れない場合もございますので、ご予約をお勧めしております。
上花輪歴史館の夏障子の詳細は、同館までお問い合わせ下さい。
公益財団法人髙梨本家 上花輪歴史館
〒278-0033 千葉県野田市上花輪507 TEL:04-7122-2070