桔梗

裏庭の隅にキキョウが次々と咲いています。東アジアの温帯に広く分布しています。桔梗は漢名からきたもので、万葉の時代には「あさがほ」と呼ばれ、秋の七草の一つとしても知られています。
薬草としても使われ咳、痰を取り除く作用があります。韓国では「トラジ」と呼び、皮をとったものを漬物、砂糖漬などにするそうです。博物館で咲いているのは園芸種なので、花が大きく直径8センチ以上もあり、楚々とした感じに欠ける気がします。