平成20年度
新収蔵品展

開催にあたって

野田市郷土博物館が現在所蔵する資料の数は約1万8千点です。それらは当館設立の準備期から今に至るまで、寄贈(譲り受けること)、寄託(一定期間預かること)、移管(別の組織から管理を移すこと)、購入など、さまざまな方法で集められてきました。資料の収集は、地域の歴史や自然、人の営みをモノで記憶しようとする博物館にとって、最も基礎的で大切な活動であると言えるでしょう。

ここに展示したのは、平成18年度から今年度にかけて収集した約1000点の資料のうちの一部です。その中には、かつては日常的に使われた、あるいは時代の要請に応えて作られたのに、今は一見何に使うのか分からないものもあるのではないでしょうか。それぞれの資料から「おやっ、これは何だろう?何に使ったんだろう?」と疑問を持ち、考えていただきたく思います。また、博物館もこうした疑問に端を発して、由来や用途、内容を調査し、地域の歴史の理解に役立てていることを知っていただく機会となれば幸いです。

開催概要

会期
平成21年2月25日(水)~3月20日(金・祝)
会場
野田市郷土博物館1階展示室
開館時間
午前9時~午後5時
休館
火曜日
入館料
無料
主催
野田市郷土博物館・市民会館